TOTAL FIGHT – KRG 5th Championship Event 1999.10.03 Sunday

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Planet Ice Arena – Central Milton Keynes
1)Kick-Boxing 3x2min
Darren Ward vs Micky ‘D’
Darren 2R 1m23s KO

2)Vale Tudo Rule 2x5min
James Zikic vs Andrew Farrell
James 2R 判定

今年の6月に行われたアマチュアRINGS準優勝のAndrewのデビュー戦(ジャケット着用の選手)。Andrewが打撃をかわしてタックルに入るが、その後が続かない。寝技の状態からのパンチの数、スタンディング状態からの打撃の数の多さから、James選手が判定勝ちを収めた。

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3)Martin Carter vs Ciro Gallo(Italy)
Martin 1R 0m13s TKO
CiroがMartinのハイキックによって後頭部から流血したためレフェリーストップ。試合後、相手の足の指の爪が伸びていたと抗議。

4)Leighton Hill vs Louis Beale
Leighton 1R 3m22s ギブアップ

5)Phil Norman vs Lee Threlfal
Phil 2R 判定

6)Mark Lamborn vs Danny Rushton
Danny 1R 2m38s TKO(腕十字固めでギブアップしないので、レフェリーが危険と判断)

7)Dexter Casey vs Thomas Lamont

8)RINGS RULE 2x5min
Dave Short vs Ian Freeman
Ian 1R TKO 2m02s
試合はほとんどがスタンドの展開で、ヴァーリトゥードよりも客の盛り上がりが良かった。Daveが最初にエスケープポイントを奪われ、その後の打撃戦でも終始Ianに押され気味。Ianの膝が金的に入ったが、かなり微妙だったことと、Daveが戦意を喪失した為、TKO。
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9)Lee Macguinness vs Gary Turner
2R ドロー
1Rキックパンツを履いているGaryはグラウンドを嫌がっているのが見て分かった。Leeが常に上を取っていてかなり押し気味。2RからはGaryがマウントを取りボディへのパンチ。結局お互いにロストポイントが無くドローとなった。

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10)RINGS RULE 1x10min
Chris Watts vs Wataru Sakata(Japan)
1R 6m53s アンクルホールド
ここ3戦連続で勝利しているChris選手。ただ、本人も観客も納得していない勝ち方だけに、この試合に真価が問われる。相手は実力者の坂田亘。当然イギリスでも、RINGS JAPANの選手の強さは、一目置かれており、どこまでChris選手の力が通用するかを問う試合になった。

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主催者であるLee Hasdellも「今回、僕意外の選手で、Chrisが初めて日本人と戦う。もちろん、実力差は歴然だが、Mr.Sakataが秒殺すれば、それはそれで、RINGS UKの選手たちにとって、日本との実力の差を知るいいきっかけとなる。また、試合時間が延びれば、イギリスの観客にとって、坂田選手のテクニックを観るいい機会だ」 と、Lee自身も、この試合に注目していた。

坂田選手の体調は、長旅の疲れと時差、そして、すこし風邪気味とあって、あまりいいとは言えなかったが、試合までには、ある程度回復してきた。

注目の中、両者リングイン。 3大会連続の日本人選手参加とあって、イギリスのファンも、日本のファンのように、前のめりになっての観戦となった。

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ファーストエスケープは、坂田選手のアームロックによるもの。イギリスのファンも、「もっと、試合を観たいから、ここで決まるなー!!」との叫び。なんとか、エスケープをし、仕切りなおし。坂田選手の重いローキックもバンバン決まり、マウントからのパンチも、的確にヒット。

セカンドエスケープは膝十字。「バキバキっという鈍い音が聞こえたよ」と坂田選手。そして、最後は6分53秒、もうポイントの無いChris選手がアンクルホールドでギブアップ。結果的に、7分弱という試合であったが、Leeの予想した、イギリス選手たちへのいい刺激と、観客に対する、テクニックの披露を、両方兼ね備えたパーフェクトの勝利であった。これを機会に、イギリスの若手勢の意識改革が行われるであろう。

11)Lee Hasdell vs Dave Van Der Veen(Holland)
1R 1m43s 腕拉ぎ逆十字固め
全選手入場式のセレモニーの時に、Leeの求めた握手を「パーン」と払い、一躍ヒールと化したDave選手。ただ、実力者なだけに、Leeも簡単には勝つことができないだろうと思われた試合であった。

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試合開始直後、いきなりの打撃戦。掌底の連打からキックの連打。さらにはLeeのコーナーに追い詰めての、飛び膝蹴り等。 会場は興奮はピークに達した。さすがメインイベントといった感じである。

グランドの状態で、興奮したDave選手がバッティングの反則。これには、イエローカードが出され、さらに会場はヒートアップ。ただ、いつも冷静なLee Hasdellはペースを乱されること無く、いつもの練習通りの動き。最後は、流れるようにグラウンドに持ち込み、腕ひしぎ逆十字でPopeyeの腕を完全に伸ばしきってのギブアップ勝ち。1分43秒、メインイベンターにふさわしい、テンポのいい試合で勝利を収めた。

観客総数は約2000人。今回から、リングス・ジャパンの大会進行を取り入れ、ゴングの鳴らし方から、選手入場(RINGS公式テーマ使用)そして、公式ルールの採用(試合時間等、一部変更点あり)と、細かい所まで配慮した。

今回は、格闘技関係者、各マスコミ意外にも、ファッション雑誌である『ID』のカメラマン、レポーター等、まったく格闘技に免疫の無い方々が、たくさんいらしたが、「こんなに、興奮したイベントは久しぶりだ。 今夜でファンになったよ。 次回は、プライベートで観戦しに来たい。」とのこと。少しずつであるが、イギリス人への浸透度が上がってきた。