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  観戦記

WCW in London Arena
03/11/00

3月にWCWがロンドンに来て、その大会を見に行ったが、レポートの方は3ヶ月程、後になって出来上がった。

その理由は、私がWCWが嫌いであるからだ!「嫌いだったら、わざわざレポート書いて、Webに載せるな!」と言われそうだが、今まで3年間、我々は取材してきたものは全て公表しているので、今まで通りに、反論覚悟で、レポートを書く事にした。

WCWは見ていて、少しも面白くない。実際に、WWFとの視聴率戦争でも、WWFの3分の1ぐらいの視聴率しか稼いでないが、それも頷ける話だ。少し前に、NWOやゴールドバーグ旋風があったので、丁度現在は谷間の時期かもしれない。

しかし、フレアーやホーガンをこれ以上、メインに使うのはどうかと思う。彼らは確かに華はあるが、もう誰も彼らがチャンピォンになることを期待していない。つまり、ファンのニーズとWCWのフロントの意向に差があるのだ。

その代わりに、ダラス・ペイジやジェフ・ジャレットがチャンピォンになっても、彼らにはチャンピォンの風格は備わってないし、チャンピォンとしての器量は非常に乏しい。

ダイヤモンド・カッターやギターで相手を殴れば客は喜ぶ、と思っているように見える。観客動員は満員をキープしているみたいだが、ファンのニーズを正確に捕らえて、WWFとの差別化を図らないと、ファンのWCW離れは増えていくと思う。


第一試合
ハードコア・マッチ
スクリーミン・ノーマン・スマイリー vs ブライアン・ノッブス

ブライアン・ノッブスは元ナスティ・ボーイズ。新日にも何回か来日してるので、結構覚えている人もいる、と思う。全日本の最強タッグにも出場したかな?確か、高野俊二、ジョン・テンタ組と戦ったと記憶している。それはどうでもいいが、試合の方は目茶苦茶だった。ごみ箱やほうきなどで互いに相手を痛めつける。スマイリーは確かUWF戦士じゃなかったっけ?
第二試合
バンバン・ビガロ vs ザ・ウォール

ビガロを見るのは、久しぶりだ。WARやFMWにも来日していたが、筆者が印象に残ってるのが、キモとのアルティメット戦。あの時、キモにボコられて、いけないものを見てしまったような衝撃は今でも覚えている。

アメリカではどうかしらないが、日本のファンでビガロに失望した人も多いのではないか?しかし、彼のレスリング・センスは今でも光っている。巨体のウォールを相手に、華麗な動きを見せていた。


第三試合
ダスティン・ローデス vs テリー・ファンク ローデスは髭をたくわえ、以前のひ弱なイメージがもう無くなっていた。動きの方は、前身のゴールドダストと同じだった。テリーの存在感はさすがだ。

ムービー・スターのように輝いている。(実際に、数本の映画に出演している)。55歳の動きとは思えない。この人はいい歳の取り方をしているのではないか。

ミス・ハンコック登場。眼鏡をかけたOL風の女の人だ。ミニスカートから出ている足が物凄く奇麗。写真を撮らなかったを後悔した。。。この人、突然、服を脱ぎだしたが、ハリス・ボーイズが止めに来て、舞台裏へハンコックを連れて行ってしまった。


第四試合
ハックソー・ジム・ドゥガン vs フィット・フィンレー
筆者の一番、嫌いなドゥガン登場。角材を持って、やたらと「USA、USA」と叫ぶ。レスリングは殴る、蹴るだけ。ちなみにドゥガンは新日本に来日して、猪木とシングルで戦った事がある。


一応、この対決の図式はアメリカとイギリスの戦いなのだが、ファンはドゥガンを支持している。すると、フィンレーはマイクを持ち、「お前ら、一体どうしたんだ。

なんで、アメリカを応援するんだ?」と叫ぶ。

いくらフィンレーがイギリスの英雄でも、ヒールと化してしまうから、わけがわからないものだ。 ブレット・ハート登場。怪我をして、試合できないことを詫びつつも、ロンドンが大好きであることをアピール。数年前のウェンブリー・スタジアムでの試合は忘れられない、との事。

ナイトロ・ガールズとノーマン・スマイリー登場。リングで共にダンスをする。ちなみにスマイリーはイギリス人。

第五試合
WCWタッグ選手権
ママルークス vs ハリス・ボーイズ

今、売り出し中のママルークス登場。片割れの跳躍力は物凄い。もしかしたら、スターになるかも?相手のハリス・ボーイズは再結成NWOの一味。でかい体してるけど、ちょっと頼りなさげだ。


第六試合
USヘビー級選手権
ヴァンピーロ vs ジェフ・ジャレット

なぜかNWOのリーダー格、ジェフ・ジャレット。ハリス・ボーイズが登場口から乱入をうかがってる姿が妙に情けない。乱入でヴァンピーロの反則勝ち。


第七試合
ブッカーT vs レックス・ルーガー
ルーガーはおばさんマネージャー、エリザベスを従えて入場。元ナルシストだけあって、筋肉ポーズとりまくり。レスリングは相変わらず無能。

ケビン・ナッシュ花道に登場。松葉杖をついて、欠場を詫びると共に、混乱と化したルーガーの試合に試合続行を指示。当日の朝の番組で、元気な姿を見せていたが、あれはなんだったんだ?

第八試合
ブッカーT、カート・ヘニング vs リック・フレアー、レックス・ルーガー カート・ヘニングとリック・フレアーが登場。フレアーはさすがにスーパースターの風格を持っている。


NWAチャンピォンのフレアーを見て育った私は、鶴田や長州との防衛戦、AWAチャンピォンのリック・マーテルとの試合は今でも鮮明に覚えている。

テリーの登場の時もそうだったが、この懐かしさに触れる事が出来たのが、WCWを見て、唯一良かった点だ。試合はバフ・バグウェルもヘニング組に加担して、目茶苦茶に。。

やはり、WCWのキーマンはゴールドバーグだろう。また快進撃を続けてもらって、誰か新しいライバルに快進撃を止めてもらいたい。それは、ホーガン、フレアー、ナッシュ、ハートじゃ駄目だ。ゴールドバーグと同じ年齢層ではないと・・。

グレート・ムタがもうすぐWCWに上がるが、是非ゴールドバーグと競い合って欲しい。アメプロのリズムに左右されることなく、日本のプロレスの素晴らしさをアメプロの中で見せ付けて欲しい。

 
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