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観戦記 |
All Star Promotions - WrestleMania UK
Date : 06/Oct/00
Place : Apollo Theatre - Oxford
オールスター・レスリングはイギリスの老舗団体。
日本でお馴染みのイギリス人レスラーを数多く輩出している。
最近でも、トニー・セント・クレアーが登場して、メインを張っていたり、アメリカからはジ・アースクエーク・ジョン・テンタやブッシュワッカーズ等の元WWFスターが出てきたりするので、プロレスがあまり盛んではないイギリスの中では、一番期待を裏切らない団体と言えよう。
上のポスターをご覧の通り、今回のシリーズ「レッスルマニアUK」には、ヨコヅナが参加している。
その他にグレッグ・バレンタイン、ブッシュワッカーズ、マーティ・ジャネッティ、スティーブ・カーンといったアメリカ勢も登場する。
そして、一番の目玉は日本から修行で来た大谷慎二郎だ。なぜ大谷はイギリスを選んだのだろうか?既にスタイルが出来上がっている大谷がイギリスで何を得ようとしてるのだろうか?
パフォーマンスを学ぶなら、アメリカに行った方がいいと思うのだが・・。疑問符ばかりが私の頭の中を駆け巡る。それらを取り除くには、彼のプロレスを実際に見てみるしかない。私はロンドンから1時間半、離れたオックスフォードまで足を伸ばした。

会場はアポロ・シアター。名前の通り、劇場である。「なんで劇場でプロレスやるんだ?」と疑問に思ったが、やはり舞台にリングが置いてあった。
舞台の上に、ポツンとリングのみがあり、照明がリングを寂しげに照らしている。リングを中心にして、俳優が出てきて、台詞を並べるような演劇が今にも始まりそうである。
またイギリスという国柄から、プロレスとシェークスピアをミックスさせたような演劇では?、と余計な想像も膨らんだりする。
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第四試合
ザ・スィート・サラヤvsシーラ・サマーズ
筆者が遅刻したため(申し訳ない!)、レポートは第四試合から。選手の呼び出しとともに、一人の奇麗な女子レスラーが出てきた。
スィート・サラヤ。写真でもご覧になれるように、日本人好みの金髪で、タイツがシースルーで、その上スタイルがいい(写真では、攻めてる方の人)。
対する相手のシーラ・サマーズは地元オックスフォードのヒロインらしい。そうなると、サラヤは悪役に徹する。
試合前から傲慢な態度を取り、観客を罵倒する。「私にブーイングを浴びせたら、もう2度とここには来ないわ。」と観客に叫んでは、「私はイギリス・プロレス界のファースト・レディ。私のタイトルにファースト・レディと付けなさい。」とリング・アナウンサーに迫る。

試合はサラヤの一方的な試合。余裕なのか、一つの技を繰り出す度に、観客に言葉を発する。時々、舞台から下りては、観客と口論をする。そして、丸出しの尻を意識してか、ケツ攻撃が多かった。
WWFのリキシ・ファトゥの得意技、顔面にケツをこすりつける技も披露。真ん中の写真のように観客にわざとケツを見せ付けるようなこともする。
ここでは敢えて書かないが、他にもハレンチなケツ技もあった。ブレーンバスターも見せたが、特にレスリング技術はこれといって言及するものはない。なんと言っても、彼女のヒールに徹する姿勢、観客を惹きつける美貌、コミュニケーションは賞賛に値する。
是非、WWFのような大メジャー団体にも進出して欲しい選手。日本に言っても、売れっ子になる資質を持っている。
第五試合
ザ・ブッシュ・ワッカーズvsザ・ハリウッド・ブロンズ
ブッシュ・ワッカーズはWWFの80年代後半〜90年代前半に活躍した人気タッグチーム。前身のシープ・ハーダーズとしても、新日本に来日したことがあるが、私が実際に彼らのファイトを見るのは始めて。
写真からして、変な奴等だと思ってたが、入場シーンからへんてこな踊りを交えて、時々親指を立てるポーズを立てる仕草は誰かに似ている。そうだ
;、私が最も嫌うハックソー・ジム・ドゥガンだ。
ワッカーズとドゥガンはWWFでトリオを組んでた経験もある。その時に、始まったものなのだろうか?私の不快感はつのるばかりだった。そして、対戦相手のハリウッド・ブロンズが登場。
片割れはなんと、あのグレッグ・バレンタインだ!新日本で藤波と、NWAではリック・フレアーとも名勝負を繰り広げ、父は猪木のライバルであるジョニー・バレンタイン。
妖気が漂う風貌は今も変わらない。ぷっくり膨れたお腹が残念。バレンタインのパートナーはよくわかりません。結構、有名な人だったりして・・。写真を見て、判断して下さい。
髪の毛を切る(切られる)前のジェフ・ジャレットにも似ている。試合の方は、ロートルが繰り広げる戦い。日本での悪役商会の試合を見てるようだ。
リングが小さいせいか、4人とも動きに精彩を欠いている。しかし、グレッグ・バレンタインのエルボーは相変わらず鋭い。あんなエルボー・ドロップを食らっては、素人はひとたまりもないだろう。ブッシュワッカーズの動きは特に印象に残るものはない。
私の嫌いなレスラー・リストに入っただけだった。
結局、一番目当ての大谷慎二郎の姿を見る事はできなかった。
非常に残念である。ちなみに、大谷は翌日、UCWという新団体の興行に登場し、ワン・ナイト・トーナメントに参加した。8人で行われたこのトーナメント。
参加者はスティービー・ナイト、ケリー・カブレロ、ジョディ・フラッシュ、ジョニー・ストーム、マイケル・コバック、ダニー・ロイヤル、クリストファー・ダニエルズ、そして大谷慎二郎。
大谷は1回戦でダニエルズと当たったが、惜しくも敗れ去ってしまった。
このトーナメントの優勝者はみちのくプロレスでもおなじみのジョディ・フラッシュ。運動神経の良い選手なので、これからも大きな舞台でどんどん活躍してほしい。
写真−MASUMI(LWF UK)
文−O総理(LWF UK)
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